認知症精査

もの忘れや判断力の低下などを専門的に調べ、早期発見と適切な対応につなげます。

認知症精査イメージ
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保険診療(循環器内科・内科)は2026年1月5日から開始となります。

※ ご受診されても1月4日までは自由診療のみで、保険診療はできませんこと、ご理解ください。

MCIとは?

MCIとは?

皆様、MCIというワードをご存知でしょうか?
 
MCIとは、アルツハイマー型認知症の前段階の軽度認知障害のことです。
2022年の時点で65歳以上の認知症患者数は約443万人(高齢者の約8人に1人)と推計されています。
これにMCI(軽度認知障害)の人々を含めると、合計は1,000万人を超え、65歳以上の方の約4人に1人に当たります。
 
この罹患数は年々増えることが報告されています。

「MCIスクリーニング血液検査」とは?

当院では、将来的にMCIになるリスクがどの程度あるか、すでにMCIの可能性があるかを血液検査で調べることができる「MCIスクリーニング血液検査」を実施しています。

「MCIスクリーニング血液検査」はどんな方にオススメ?

  • 45歳以上の方
  • 最近、物忘れが増えてきた方
  • 喫煙歴のある方
  • 高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症などの指摘を受けたことがある方
  • 家族に認知症の方がいる方
  •  
    1つでも当てはまる方は、MCIや認知症の発症リスクが高い可能性があるため、「MCIスクリーニング血液検査」をご検討ください
    「アミロイドβ」はアルツハイマー型認知症の主要な原因と考えられているタンパク質で、健康な脳でも生成されます。
     
    本来、人間の体にはこの「アミロイドβ」を分解・排泄する機能がありますが、生活習慣病や喫煙などによって血管の内皮が傷つくと、「アミロイドβ」が異常蓄積されます。
     
    「アミロイドβ」が脳内に蓄積されると、神経細胞が傷つき、認知機能の低下を招き、アルツハイマー型認知症を引き起こすと考えられています。
    この蓄積は認知症の症状が出現する20年以上前から始まるとも言われています。
     
    「MCIスクリーニング血液検査」は、アミロイドβの排除や毒性の防御などに関与するタンパク質の血中量を測定し、発症リスクを判別する検査です。検査は少量の採血のみで受けられます。
    「MCIスクリーニング血液検査」は健康保険適用外のため、自由診療となります。

当院の診療方針

当院では、患者さま本人とご家族の不安に寄り添いながら、早期診断・進行抑制・生活支援を重視しています。

  • 問診と神経心理検査による認知機能の評価
  • 「MCIスクリーニング血液検査」
  • 頭部CT/MRIによる器質的疾患の確認
  • 必要に応じた薬物療法(抗認知症薬など)の導入
  • 生活習慣(食事・運動・睡眠)の改善指導
  • 地域の介護・福祉サービスとの連携サポート

 
「物忘れが多くなってきた」と感じる場合は、MCI(軽度認知障害)の可能性が考えられます。この段階で適切に対処すれば、アルツハイマー型認知症の早期対処が可能となるかもしれません。
 
当院では、患者さま一人ひとりの生活背景やご家族の状況を考慮し、安心して過ごせる診療計画をご提案します。

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