川崎かかりつけクリニック

眼瞼下垂術は、まぶたを上げる筋肉（挙筋や腱膜）の働きが弱くなり、まぶたが重く開けづらい状態を改善する手術です。
まぶたがしっかり開くように筋肉の位置や張力を調整し、視野を広げたり、肩こりや頭痛などの症状を軽減したりすることを目的としています。
 
「写真撮影の時に、〇〇さんアゴを引いてください」と言われたご経験ないですか？

ひょっとしたら、眼瞼下垂で（目の開きが弱いため）視野を確保するために、アゴを上げて生活されているかもしれません。アゴを上げていると、首や肩がこりやすくなります（特に夕方に・・）。そこから、筋緊張性頭痛も惹起されてしまうこともあります。
 
また、眼瞼下垂は夕方になると筋肉がより疲れるため、より辛い状態となることが多いです（上瞼の窪み・凹みも眼瞼下垂があると出やすいです）。
そのため、開眼しようと額の筋肉（前頭筋）を使うことで、ご年齢以上の額のシワが出てしまう方もいらっしゃいます。
 
私が得意にしている「切らずに眼瞼下垂術（ナチュラル開眼術）」の術後に、首や肩のこりが改善し、頭痛薬の飲む回数もかなり減りました！額のシワもできにくくなりました！と仰る方も多いです。
 
医学的には機能改善の手術ですが、まぶたが軽くなることで、自然と目元の印象が明るくなり、見た目の変化も得られやすい治療です。

① 二重ラインだけでなく“目の開き”まで改善できる
埋没法と切らない眼瞼下垂術を組み合わせることで、まぶたの形を整えるだけでなく、上まぶたを持ち上げる筋肉の働きもサポートできます。そのため、黒目の見える範囲が広がり、目元全体がパッと明るく見えるようになります。単純な二重整形だけでは得られない「目力アップ」を同時に叶えられるのが、この組み合わせの最大の魅力です。

ただし、開きすぎのビックリ目にはしません！自然に開きやすくしますので、ご安心ください！
 
② 切らずに自然な変化を出せる
メスを使わないため傷跡が残らず、術後の見た目も非常に自然です。まぶたの厚みや皮膚の質感に合わせて糸の掛け方を細かく調整できるため、「バレずに変わりたい」「自然な範囲で華やかにしたい」という方にとって理想的な治療法です。切開に抵抗のある方でも受けやすく、初めての整形としても人気があります。
 
③ 二重のり卒業
毎朝のメイクに時間がかかっていた方や、二重のりで瞼の皮膚が荒れやすい方にとっても、非常に大きなメリットです。二重のりは皮膚のタルミや眼瞼下垂を惹起しますので、メイク時間が大幅に短縮されるだけではなく、目元のコンディションも良い状態で保ちやすくなります。
 
④ 左右差の調整が得意
目の開き・まぶたの厚み・眼瞼挙筋の動きは左右で微妙に異なります。この治療は、医師がその差を細かく診察し、糸の掛け方や留めるポイントを精密にコントロールすることで、高いレベルで左右差を調整できます。仕上がりの自然さはもちろん、「なんとなく左右の目の印象が違う」というお悩みにも対応しやすい治療です。
 
⑤ ダウンタイムが比較的短い
腫れや内出血が出る可能性はありますが、切開法に比べて大幅にダウンタイムが短いのが特徴です。仕事や学校を長期間休めない方でも受けやすく、多くの方は数日〜1週間ほどでメイクがしやすい状態になります。「なるべく早く日常に戻りたい」「イベントまで時間がない」という方にも選ばれやすい理由です。
 
⑥ 切開法よりも負担が少なく、自然な仕上がりが得られやすい
メスを入れない分、組織へのダメージが軽く、術後の不快感も少ないのが利点です。まぶたが腫れやすい方でも比較的トライしやすく、ナチュラル志向の患者様には特におすすめです。切開法のように大きく印象を変えすぎず、あくまで自然な範囲で「理想の目元」へ近づけることができます。

・腫れ・むくみ：数日〜1週間ほど
→ 施術直後はまぶたに腫れやむくみが出ることがありますが、多くは数日〜1週間ほどで徐々に落ち着いていきます。体質や施術内容によって個人差がありますが、日常生活が大きく制限されるケースは比較的少なく、冷却や睡眠時の頭部挙上などで回復を早めることができます。
 
・内出血：メイクで隠せる程度が多い
→ 細い針を使用していても、血管に触れると内出血が生じることがあります。紫〜黄色に変化しながら1〜2週間ほどで自然に吸収されることが多く、翌日以降であればメイクでカバーしやすい程度がほとんどです。お仕事や学業の都合がある方には、ダウンタイムの出にくい方法を選択するなど、事前に調整も可能です。
 
・糸が緩む可能性（埋没法の特性）
→ 埋没法は「糸で支える」施術のため、強い摩擦・まぶたを強くこする癖・体質などが原因で、時間とともに糸が緩んだり外れたりする可能性があります。
万が一、取れた場合も保証制度などでかけ直しできますので、ご安心ください。

①丁寧な診断と綿密なデザイン設計
当院では、単に二重ラインを作るだけではなく、目元全体のバランスを見ながら施術計画を立てます。具体的には、左右の筋力差、まぶたの厚み、皮膚の弛み、眼瞼下垂の有無など、目元に関わるあらゆる要素を詳細に診察します。そのうえで、一人ひとりに最適な糸の掛け方やライン設計を行い、自然でバランスの取れた目元を実現しています。
 
②痛み・腫れを抑える独自の工夫
施術中の痛みや腫れを最小限に抑えるため、糸の種類、針の角度や刺入箇所の微調整など、細部にわたる工夫を行っています。痛みや内出血のリスクを減らすことで、施術後すぐに仕事や学校に戻りたい方も安心して受けられる環境を整えています。
 
③「自然でバレない仕上がり」が得意
当院の施術では、二重のラインが不自然に目立つことなく、自然な目元を作ることを重視しています。職場や学校で誰にも気づかれずに変化を出したい方や、二重のりを卒業したい方に多く選ばれています。目を閉じたときも違和感のない仕上がりを目指し、周囲から見ても自然で美しい印象を与えます。
 
④徹底した安全管理
院長は循環器専門医の知識を活かし、施術中の麻酔管理や万が一の合併症に対しても迅速かつ適切に対応できる体制を整えています。安全面を最優先に考え、施術前には体調や既往歴の確認を徹底し、リスクを最小化しています。安全な環境で施術を受けていただくことで、患者様に安心してご来院していただけるよう配慮しています。
 
⑤丁寧なアフターケア
施術後の経過観察やケアも非常に重要と考えています。当院では、ダウンタイムやリスクについて事前に正直に説明し、術後に気になる点があればいつでも相談できる体制を整えています。施術後の変化や腫れ・内出血の回復状況を確認しながら、必要に応じてフォローアップも行うため、安心して治療を受けていただけます。