【究極のアンチエイジング外用薬】トレチノインとは?市販レチノールとの違いを徹底解説
トレチノインとは
「究極のアンチエイジングクリーム」
トレチノイン(レチノイン酸)は、ビタミンAの誘導体で、米国FDA(食品医薬品局)にニキビ・しわの治療薬として認可されている医療用の外用薬です。
ニキビ、しわだけでなく、肝斑やしみにも効果的です!!
市販のレチノール(ビタミンA)の約50〜100倍という極めて高い効果を持ち、肌の細胞を根本から生まれ変わらせる「肌再生(ターンオーバー)の特効薬」です。
当院では、日本人の肌質に効果が出やすく、コントロールがしやすい「0.05%」の濃度を取り扱っています。
トレチノイン(レチノイン酸)は、誰でも血液中にごく微量流れているものですから、抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはありません。
作用メカニズム・効果・効能について
・トレチノインは肌の深い層にまで働きかけ、細胞の代謝を劇的にスピードアップさせます。それにより、以下のような効果が期待できます^^
①表皮のターンオーバーを強力に促進(シミ・肝斑の改善)
表皮の一番深い層にある基底細胞の細胞分裂を活性化させます。通常約28〜40日かかる表皮の生まれ変わり周期が約2週間にまで短縮され、メラニン色素を含んだ古い角質を次々と表面に押し上げて垢として剥がし落とします。これにより、シミ・肝斑の改善や美白効果が期待できます。
② コラーゲン・エラスチンの生成促進(ハリ・小じわ改善)
真皮層にある線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの分泌を促します。
肌の内側からみずみずしいハリが生まれ、小じわや毛穴の開き、ニキビ跡の凹凸を改善します。
③皮脂分泌の抑制と角質剥離(ニキビ治療)
皮脂腺の働きを抑えて過剰な皮脂をカットし、毛穴を詰まりにくくすることで、重症のニキビや角栓を改善・予防します。
使用方法について
★通常、夜に1回使用します。
①洗顔:刺激の少ない洗顔料で優しく洗い、タオルで軽く押さえるように水分を拭き取ります。
②スキンケア:洗顔後に化粧水・乳液クリーム等で保湿をします。
③トレチノインの塗布:綿棒などを使用し、ごく少量のトレチノインをシミの部分から、はみ出さないように薄く塗ります 。
※目や口の周りなど、皮膚の薄い敏感な部分は避けてください
〜ハイドロキノンを併用する場合〜
④浸透:トレチノインが肌にしっかり浸透し乾燥するまで、数分間待ちます 。
⑤ハイドロキノンの塗布:トレチノインを塗った範囲よりも少し広めに塗布し、シミとその周囲をカバーするようにします 。
※トレチノインを広げないよう、外側から内側に向かって塗るのがポイントです
⚠️始めの1ヶ月は反応が強く出やすい時期でございます⚠️
当院の医師・看護師がお肌の状態を確認させていただきながら、慎重に治療を進めていきますのでご安心ください。
トレチノインは塗る量よりも「正しい塗り方」の方がずっと大切です😊
多く塗れば効くというお薬ではありません🌟
副作用について
◎A反応(レチノイド反応):ほぼ全員の方に起こる➡︎効果が出てるサイン!
治療を開始して数日経つと、塗布した部分に赤み、皮むけ、乾燥、ヒリヒリ感といった症状が現れます。これは「A反応」または「レチノイド皮膚炎」と呼ばれ、トレチノインの副作用として最も一般的なものです 。
ここで最も重要なことは、この反応はアレルギーや肌へのダメージではなく、薬が正常に作用して肌のターンオーバーを急激に促進している証拠であるという点です 。つまり、A反応は治療が順調に進んでいるサインと捉えることができます。
〜A反応の一般的な経過〜
※A反応の経過には個人差がありますが、一般的なパターンを知っておくと安心して治療を続けられます!
①開始期(治療開始後2~3日):赤みや軽い皮むけが始まります。
②反応期(治療開始後1~3週間):赤みや皮むけが最も強くなる時期です。
この期間が治療中で最も辛抱が必要な時期となります 。
③順応期(治療開始後3週~2か月):肌がトレチノインに慣れ始め(耐性がつき)
徐々に赤みや皮むけが落ち着いてきます 。この頃から、シミの改善効果が目に見えて現れ始めます。
◎一時的なニキビの悪化(好転反応)
肌の奥に潜んでいたニキビ予備軍が、ターンオーバーの促進に伴って一気に表面に出てくることがあります。
※通常のA反応の範囲を超える、強い痛み、腫れ、水ぶくれ、我慢できないほどの刺激感などが現れた場合は、すぐに使用を中止しご連絡ください。
安全な使用方法
①徹底した保湿
・A反応中は肌のバリア機能が一時的に低下し、水分が蒸発しやすくなっています 。
セラミド配合の保湿剤や、刺激の少ないワセリンなどで、通常以上にこまめに保湿を心がけましょう 。日中に乾燥を感じたら、その都度保湿剤を追加しましょう "
②使用頻度・量の調整
・使用量は顔全体でもパール粒大、部分的なら綿棒の先に少量取る程度で十分です 。多く塗っても効果は上がらず、副作用が強まるだけなので注意が必要です。
・反応が強すぎて辛い場合は、一旦使用を中止しクリニックにご連絡ください。
➡︎医師がご診察後、使用再開・使用頻度の調整をご提案させていただき、安全で効果的に治療を継続できるようにサポートさせていただきますのでご安心ください。
③肌への刺激を避ける
・治療中の肌は非常にデリケートです。スクラブ洗顔、ピーリング剤、アルコールを多く含む化粧水などの使用は避けましょう 。
・洗顔やタオルで顔を拭く際も、こすらず優しく押さえるようにしてください 。
④紫外線対策の徹底
・トレチノイン使用中の肌・新しく生まれ変わった肌は、紫外線に対して非常に無防備です。ここで紫外線対策を怠ると、かえってシミを悪化させる原因になりかねません 。
SPF30以上の強い日焼け止めを毎日必ず使用し、帽子や日傘も活用してください。紫外線吸収剤を含まない、肌に優しいタイプの日焼け止めが推奨されています 。
⑤冷蔵庫へ保管
・トレチノインは分子構造上、熱や光、空気に対して非常に不安定です。密閉されていても、室温に長期間置かれると、成分の分解が進んで薬効の強さが低下してしまいます。
そのため、必ず密閉した上で冷蔵庫で保管をし、2ヶ月以内に使い切るようにしてください。
・また、黄色が濃くなる、異臭がする、テクスチャーが分離する等のようなことがありましたら、使用を中止し破棄するようにお願いいたします。
禁忌事項について
★12歳未満のお子様
大人に比べてまだ皮膚がとても薄く、バリア機能が未熟でデリケートです。大人なら大丈夫な成分であっても、お子様の肌には刺激が強すぎて、ひどい赤みやただれ、かえって強い色素沈着が残ってしまうリスクがあるため、12歳未満のお子様のご使用はお控えください。
★妊婦・授乳中の方
ビタミンAの大量摂取は胎児への催奇形性のリスクが報告されています。外用薬(塗り薬)でのリスクは極めて低いとされていますが、安全性を最優先するため、妊娠中・授乳中、または妊娠の可能性のある方は一切使用できません。治療期間中、および終了後からは少なくとも1ヶ月間は確実な避妊が必要です。
★皮膚の状態が悪い部位への塗布
強い炎症、感染症、湿疹、日焼け直後、傷などがある部位への使用はお控えください。
★使用中の医薬品やサプリ
ビタミンAサプリや他のレチノール製剤・べピオゲルなどの過酸化ベンゾイルが含まれるニキビ治療薬との併用は、過剰症のリスクを高めるため避けてください。
★美容施術との併用(休薬期間)
トレチノイン使用中の部位に対する、顔のワックス脱毛、ケミカルピーリング、レーザー照射、ダーマペンなどは原則として禁忌または要休薬です。
皮膚が脆弱になっているため、表皮剥離や熱傷、炎症後色素沈着(PIH)を起こしやすくなります。施術の1〜2週間前から休薬と、1〜2週間後からの再開が必要です。ご予定のある方はクリニックのスタッフにご相談ください。
お肌を綺麗にするためには「休む期間」も治療の一つなんです😊
よくある質問
ハイドロキノンとは併用する方がいいですか?
トレチノインは、ハイドロキノンと併用することで「しみ・肝斑・色素沈着」に対して最大の治療効果を発揮します!
トレチノインが「メラニン色素を外へグイグイ押し出し」、ハイドロキノンが「新しいメラニンを作らせない」という役割分担をします。このような相乗効果でしみを根本から消し去ります!!
さらに、トレチノインの角質剥離作用により、ハイドロキノンが肌の奥深く(基底層)まで驚くほど浸透しやすくなります。
市販のレチノール(ビタミンA)化粧品と何が違いますか?
効果の「強さ」と「スピード」が全く異なります。市販のレチノールは、肌の中で「レチノール→レチナール→トレチノイン」と段階を経て形を変えて初めて効果を発揮するため、効果が非常にマイルドです。
一方、当院のトレチノイン0.05%は、ダイレクトに細胞に働く医療用医薬品のため、市販品の数十倍のスピードで確実な肌再生を促します。
トレチノイン・ハイドロキノン併用療法
・メラニンを「排出する力」と「作らせない力」を同時に発揮し、単剤では到達できない美白・美肌効果が期待できます!
<併用のメカニズム>
⚫︎トレチノイン — 「攻め」の役割
ターンオーバーを促進し、基底層に蓄積したメラニンを表面に押し出して排出。さらにハイドロキノンの経皮吸収を高め、その効果を増強します。
⚫︎ハイドロキノン — 「守り」の役割 チロシナーゼを阻害し、新たなメラニン生成を抑制。トレチノインで排出された後の「新しい白い肌」に余計なメラニンが沈着するのを防ぎます。
➡︎この「排出 + 抑制」の二段構えにより、古いメラニンが除去されると同時に新たな色素沈着が防がれ、皮膚が徐々に新しい白い肌に置き換わっていきます。
シミ治療は一つのお薬だけでは限界があります😊
「出す」「作らせない」の両方を行うことで、より綺麗なお肌を目指すことができます✨
料金表
トレチノインは「肌を無理やり白くする薬」ではなく、自分のお肌を新しく生まれ変わらせるお薬なんです😊
正しく使えば、本当に頼もしい味方になりますよ✨